先日、イラストレーターのアニャンさんにDGチーム:山口&Nyaがお会いしました。
可愛いさと実用が上手く同居するアニャンワールドに触れて来ました。
インタビューをどうぞ☆
■創ることについて
DG:今回アニャンさんの作品を見せて頂いて、僕ら二人の感想は
懐かしい絵だなって一見感じたのですが、それだけではなくて
斬新さや、今の感覚…新しさが共存している作品だなぁと感じました。
そういった作風を意識されているのでしょうか。
アニャン:懐かしいと感じるのは多分、日本画やそういうレトロなモノが好きで
影響を受けて、今描いているからかもしれません。
日本画とかって、たとえば自然や、周りの世界で触れるもの、色々なものに
協調というか…感受性がもともと豊かな日本の文化があって
そういったものが日本画とかに映されていたんですが、
今ではただの伝統文化みたいになってしまって離れた世界の様ですが、
今の人が、今の人なりに描いたりしても別に、それが本来の姿じゃないかなってのがあって。
現代で、そうゆう感受性が豊かなヒロインを描いたりすることで、
もともと日本人が持っていたものとかが、現代の為に生かせるんじゃないかって
想いもあって、だから絵だけじゃなくて「モダン千代紙」を創ったり。
「千代紙」は、こういう柄で、こういう色で、ぽち袋を作って…と
決まってる様な感じになってしまってるんですけども、
もともと色々な自然なものを紙に映して、日常の中で自分なりに使う、
それが千代紙だったので、別にその柄や使い方が決まっている訳でもないし、
現代のためにそうゆう新しい柄や、新しい使い方があってもいいなと千代紙を創ったりしています。
DG:作品を見てると空間とゆうか、構図はやはり大事にされているのでしょうか。
アニャン:そうですね。それも余白に色々な物語があるというか、
これも元々日本画とか日本の文化の中にあるもの。
行間を読むとか、モノをあまり言わないで感じ取るっていうのが元々
日本の文化の中に備わっていたもので、
そういう感覚とその余白が繋がっているのかもしれない。

■本について
アニャンさんの本【モダン千代紙でつくる紙小物】
まず自分で試行錯誤して、皆が創れる様にと手書きマニュアル付。
素敵なデザインと楽しいレシピ満載の1冊。
「簡単・かわいい・使える」そんな雑貨が自分で創れる、贈り物にも嬉しい1冊です。
DG:アニャンさんは着物のデザインもされていますが、
生地になったらいいなぁと思うデザインが沢山ありますよね。
アニャン:着物の場合、あまり沢山のデザインを創っても採用はされないのですが、
紙だったら手軽にプリント出来るから沢山自分でプリントして使いみちを考えてはじまったんです。
この本を出してから実際色々なカバーになったり、色々なお話を頂いていますね。
DG:ラフは何で作っていますか?手書き?はじめからMacですか。
アニャン:最初はMacで作っていたんですが、本に掲載しているのは切り絵とか
鉛筆で書いた線を取り込んで細かいところをコンピューターで着色してゆく方法が最近は多いですね。
DG:もともと絵描きさんからのはじまりだと拝見したのですが、
美大でもなくフランス文学科専攻のアニャンさんが描き始めたきっかけはなんでしょうか。
アニャン:大学を卒業してどうしようかなって思った時に、大学入ってからモラトリアムな時間だったんですけども(笑)
何しようかなって思った時に、絵を描きたいなと思い始めて、それから卒業してから本格的に描き始めましたね。
DG:最初の個展でお声がかかって着物などのデザインへと活躍の幅が
広がったんですよね。描き始めた時から日本画だったのでしょうか。
アニャン:そうですね。日本画っていっても自己流の…日本画で。
画材も岩絵の具とか和っぽい水彩の感覚だったり。
DG:そこが懐かしさだけじゃない斬新さかもしれませんね。

■DGで商品を創ってみた!
DG:今回DGで商品化してみた感想はいかがですか。
アニャン:やっぱり千代紙も実用品に自分で色んな工作をしたりだとか
折ったり、切ったり、貼ったりして紙小物に
コレも千代紙の本だけではなくて、
『千代紙で作る紙小物』って題名にして、その実用品に、創ったパターンだとか文様を
繋げるっていうのが自分の活動のひとつでもあるので、
そういう意味では、実際に形になるのは嬉しい部分がありますね。
アニャンさん自身が身の回りで使って貰いたいって想いがあるから
デザインされた商品を見ても、いきなり感がない、自然な感じがします。
今回インタビューさせて頂いて、日本画や千代紙って身近な世界だったんだ!と
改めて教えて貰いました。確かにモチーフも自然や生き物、
色も原色だけでなく自然の色って豊富。
豊富なアイデアを持つ現代のアーティスト:アニャンが描き、創りだす
普段使いにぴったりな可愛らしいアイテム達、近日DGに登場!
どうぞお楽しみに☆

【anyan -アニャン- official home page】
http://www.anyan-sha.com/index.html
【ワークショップのお知らせ】アニャン講師に会えます!
「自分でつくる暮らしの紙雑貨」
会場:池袋コミュニティ・カレッジ
開催曜日:4月4日より第一土曜日 13:30~15:30
講師:アニャン
お問合せ・お申込などの詳細は→池袋コミュニティ・カレッジ
電話:03(5949)5494